KIJIHIKI キジヒキ
日下部一郎氏により創設されたkijihiki。
現在、三代目の日下部宜志氏にその技が受け継がれています。
kijihiki製品の特徴は、一つ一つの木の特長を生かし組み合わせ、ひとつの製品に仕上げていることです。
ブランド名のkijihikiの由来ともなっている木地挽き技法は、平安時代から続いていると言われています。
独自の接着技術により隙間のない堅牢な角を作り、さらに轆轤(ろくろ)法や仕上げ加工をして
木目柾目板目の特長を生かし、最新の塗装法で塗面の強さは最高級です。
製品の一片一片、ひとつひとつに優秀な職人さんの手加工が生き、
実用木製品としても最も優れた手工芸品として親しまれています。
その造形美と実用性の高さから、様々なホテルやレストランで使用されています。
キジヒキができるまで
刃物は職人さんの命ともいうべき物です。それぞれの道具の扱い方に職人さんそれぞれの癖があるため、自分にぴったりと合った道具を作る必要があります。自ら鍛冶屋をし、刃物を造ります。
その後、木取り(製品の大きさに木材を切っていく作業)・削り(同じ厚みになるように木材を切っていく作業)・接着(削った木材をしっかりと接着)・抜き(ボウルの形になるように木を抜く)という工程を踏んでから轆轤挽きの作業に移ります。
轆轤(ロクロ)作業は「刃物造りから始まり刃物造りで終わる」という位、刃物が切れるように研ぐ時間を取ります。mm単位での削りを長年培った感覚を研ぎ澄まして行っていきます。
最後にしっとりとむらなく塗りを繰り返し完成です。
キジヒキカタログ
Kijihiki(キジヒキ)通常塗装
▼キジヒキ食洗器対応アイテム
● Kijihiki(キジヒキ)食洗器対応塗装